在宅ワークとひとくちにいっても様々な種類があります。そこで、在宅ワーク初心者におすすめの職種からがっつり稼げる職種まで、仕事内容や始め方とともに一挙公開します!あなたにぴったりの職種が見つかるかも!
在宅ワークとは?
明確な定義はありませんが、一般的に在宅ワークとは、企業と雇用関係を持たずに「個人事業主」として、パソコンやインターネット等のIT機器を活用し、自宅で仕事を行う働き方を指します。
しかし雇用・非雇用問わず、自宅に限らないで好きな場所で働くことを「在宅ワーク」と呼ぶ場合もあります。
また、在宅ワークはリモートワーク(テレワーク)に含まれる言葉です。
在宅ワークのメリットとデメリット
在宅ワークには、メリットとデメリットの両方があります。在宅ワークを始めようか検討されている方は在宅ワークの良い点と悪い点の両方を確認し、自分に向いているか確認してみるとよいでしょう。
>>在宅ワークのメリットとデメリットについてはこちらをご覧ください<<
在宅ワークに向いている職種の3条件
在宅で働くとなると、自宅でも働けるWebエンジニアやデザイナーといった職種が働きやすいイメージですね。どんな条件の職種が在宅ワークに向いているのか見ていきましょう。
就業場所を問わない職種
在宅ワークは当たり前ですが、家でできる仕事でなければなりません。特にインターネットを利用してパソコンで完結する仕事は在宅ワークをしやすい仕事といえるでしょう。一方、就業場所が限定的な医療スタッフや、飲食での接客スタッフなどは在宅ワークが難しい仕事です。
成果がわかりやすい職種
在宅ワークでの成果がわかりやすいことが2つ目の条件になります。というのも、在宅ワークでは評価が曖昧になりやすいという課題があるからです。そのため、成果に紐付いて評価を行う仕事の方が在宅ワークをスムーズに導入できます。
対話が不要な職種
リアルでの対人コミュニケーションが必要とされないことが3つ目の条件になります。介護や医療など、直接人に関わる仕事は現状では在宅ワークの導入が困難な仕事です。
在宅ワークの職種や種類
ではここから、在宅ワークの職種や種類について細かく解説していきます。
基本的には、気軽に始められる在宅ワーク→初期コストやスキルが必要な在宅ワークと変化するにつれて、単純作業で低単価→複雑で専門性が高く高単価となる傾向にあります。
そのため、次の4つのグループに分けて紹介してきます。
- 今すぐ在宅ワークを始めたい人におすすめな在宅ワーク
- スキルや趣味を活かせる在宅ワーク
- 専門性が高く主収入にできる在宅ワーク
- その他の在宅ワーク
今すぐ在宅ワークを始めたい人・在宅ワーク初心者にオススメな在宅ワーク
とりあえず早く仕事がしたい!という方向けです。
特定のスキルはあまり必要なく、スキマ時間に働きたい主婦(夫)・学生の方に適しているでしょう。ただし報酬は少ない傾向にあります。
なお、下記でご紹介する単価は目安なので、個人の割ける時間やスキルによって変わってきます。予めご了承ください。
データ入力
在宅ワークといえば、まずデータ入力でしょう。
提示されたファイルのテキストや数字を別のデータに変換したり、紙や音声のデータをデジタルテキストのデータに変換する仕事になります。
以前はテープの音声を文字に起こしていたことから、文字起こしと呼ばれることも。
求められるスキルがタイピングができれば問題ないので、とりあえず在宅ワークを始めたい人にとってデータ入力はもってこいです。
なお、VBA(Microsoftの拡張機能)などを用いる場合は専門性が増すケースもあります。
文字単価は0.1~1円、案件単価であれば10~50円が一般的なので、高収入のためには正確かつ素早いタイピングが大切ですね。
記事制作・ライティング
ドキュメントやWordなどの文書作成ツールを用いて、ネット上のまとめサイトやコラム、商品紹介、ブログ記事、企業ブログ、メールマガジン、オウンドメディアなどに掲載する記事を書くのがライティングです。
データ入力と同じくタイピングさえ出来れば良いケースもあれば、専門知識がないと記事が書けないケースもあります。単発から継続案件まで依頼の種類は様々。
同様に報酬も文字単価と記事単価の場合があり、クオリティを認められたら高収入の可能性も!?
有料記事・書籍販売
ライティングと似ていますが、有料記事を読んでもらい収入を得る方法もあります。
文字数や画像数に制限なく好きな文章を書いて価格100円から販売することができるnoteというブログに類似したサービスで執筆したり、Kindleダイレクト・パブリッシングで電子書籍を作成することもできます。
ブログ時代の固定のファンがいる方や、SNSでのフォロワーが多数いる方は挑戦する価値があるでしょう。
構成・編集
主に受験対策の問題集を作成する仕事です。いかにいい解説を作るかがカギになっており、高校生レベルの内容であれば、1Pあたり数百円~1000円になります。ただし、構成の案件は年中募集のかかる案件ではないので、安定して稼げる仕事にはなりづらいでしょう。
また、解説を作れるレベルの学力やわかりやすく説明する力は不可欠です。
採点・添削
学生が受けた試験の答案の採点や添削をするお仕事です。
◯✕をつけるだけの仕事もあれば、国語の文章題の添削をするケースもあり、仕事によって業務の詳細は異なります。
電話・メール対応(カスタマーサポート)、在宅経理、電話カウンセリング
企業と契約して、文字通り電話の対応をしたり、経理業務を行ったりすることです。
多くの電話対応が必要な企業は、正社員を生産的な業務を回すために在宅ワークに委託することが多いです。
また在宅ワーカーから電話をかけ、自社製品・システムを売り込む「テレフォンアポインター」の仕事もあります。
電話対応であればペットや子供の声などが届かない静かな環境、メール対応であればタイピング力が必要でしょう。
経理であれば簿記の資格が必要なこともしばしば。
また、在宅秘書を雇う経営者が増えており、近年注目されている在宅ワークの一つです!
その他にも心理学が得意であれば、オンラインでできる心理カウンセラーやマリッジカウンセラー(仲人)なんて仕事もあります。
モーニングコール
モーニングコールは、朝の指定された時間に目を覚ますための電話をかけるだけのお仕事です。
1件あたりの平均単価は100円なので、朝6~8時の2時間、週5日働いたとして時給1000円換算で月4万程度です。
時間がしっかり守れることができれば朝にサクッと働けますね。
ただし、女性限定の案件が主であることは抑えておきましょう。
発送・梱包
ネットショッピングで売れた商品を、梱包や検品した上で発送する業務です。
発送する商品をショップに取りに行き、商品一つひとつの傷を確認して梱包し発送の手はずを整え、集荷に来る宅配業者に渡すことまでが主な業務の範囲になります。
丁寧に作業するのが好きな方にオススメ。
ネットショップ運営代行
ネットショップ運営の代行は、電話対応と梱包・発送が一緒になったような仕事です。
受注の連絡が来たら梱包や発送の作業をして、かつカスタマーサポートもするといった内容になります。
案件によって業務範囲が大きく異なるので要確認です。
商品モニター
商品モニターは、商品をもらって使用感などについてレビューをする仕事です。
代表的な商品モニターのサービスにはモニプラ、 サンプル百貨店、モラタメ.netなどがあります。
ただしサンプル商品が無料で貰え、それが報酬となることがほとんど。
お金を稼ぐというよりは、お気に入りのブランドがただで使えたらハッピー!程度の認識で臨むのがよいでしょう。
覆面調査(ミステリーショッパー)
覆面調査(ミステリーショッパー)は、あらかじめ調査会社に指定されたお店や施設に出向き、一般客を装って商品を購入したりサービスを利用しながら、接客態度から衛生面、商品・サービスの質などの実態を「一般客と同じ目線」で把握し、調査会社に報告するお仕事です。
なかにはピザや寿司などのデリバリーの覆面調査や、コールセンターに電話をしてオペレーターの応対を調査する案件もあるため、自宅にいながら覆面調査のお仕事をすることも可能です。
ポイントサイト
ポイントサイトは、PCやスマホで指定された行動をしてポイントを獲得し、ポイントをギフトカードや現金に還元できる仕組みです。
指定される行動は広告クリック、メールクリック、ゲーム参加、アンケート回答、ショッピング利用、アプリのインストールや会員登録、特定のサイト経由の購入などがあります。お小遣い稼ぎとして学生でも簡単にできますね。
クレカ登録やオンデマンドのサブスクリプション登録でポイント還元を受けることを指すセルフバック(自己アフィリエイト)なんて言葉もあります。
有名なポイントサイトはモッピー、ECナビ、ハピタス、楽天スーパーポイントスクリーン、POSTCOなどですね。
不用品の販売
不用品を販売できるフリマアプリのメルカリ、ネットオークションのヤフオクやモバオクなどがあります。
モノを売る場合は継続的に仕事を続けられないケースもありますが、在宅ワークの一種と言えるでしょう。
テレビ・ラジオ・雑誌の懸賞に応募
在宅ワークといえるか怪しいですが、テレビやラジオ、雑誌の懸賞に応募して商品を貰う方法もあります。
体験談や大喜利解答、クロスワードなど懸賞は無限にあります。
現金が当選する懸賞は倍率が高いので、家電や旅行券を狙うのがおすすめです。
番組モニター
テレビ局に指定された番組を月4~5本視聴し、その番組について感想を提出する仕事です。
それだけで10,000円~20,000円が報酬として貰えます。
とにかく人気で倍率が高いので、稼ぐために番組モニターをするなら全国放送より地方局の方がおすすめ。
ただ募集期間が少ない上に感想文を送って選考に通過する必要があるので、ダメ元で行うくらいが現実的かも。
その他の簡単に出来る在宅ワーク
すぐ簡単に出来る在宅ワークは他にも「値札つけ」や「組み立て」、珍しいものだと「千羽鶴を折る」などの在宅ワークもあります。
スキルや趣味を活かせる在宅ワーク
上のグループよりもスキルが必要だったり、趣味を活かせる在宅ワークをご紹介します。
各分野のトップクラスになれば、それだけで生活していける人もいるようです。
家庭教師
教育関連の在宅ワークで代表的なのが家庭教師。
チャットツールを用いてオンラインで講義を行うものもあれば、映像や文章にして販売するものもあります。
Skypeさえあればよいまなぶてらすなどは便利ですね。
「大人の」家庭教師(知識、スキル販売)
子供だけでなく、大人だっていつまでも学ぶ姿勢は大事です。
スキルや知識を主に時間単位で学べるサービスも増加しています。
スキルシェアの市場で最大級の規模があるストアカ、イラスト作成から法律相談までとにかく幅広く扱っているcoconala、個人の時間を30分単位で売り買いできるTimeticket、他にもヤフオク、manebi、Udemyなど数多くのサービスがあります。
また、PC知識があまりなくてもできるスキル販売でいえば「筆耕」という、賞状や宛名書き・式辞記章などを筆で書く仕事もあります。未だに一定の需要があります。
ハンドメイドグッズの販売(アクセサリーなど)
手芸やアクセサリー作りが趣味なのであれば、ハンドメイドグッズを販売するのも手です。
デザインを決めるだけでオリジナルグッズを手軽に作れるSUZURIやClubTにTシャツトリニティ、ハンドメイドを売れるminne、Creemaなどがあります。
写真の販売
写真の販売も非常に人気が高いです。
売れるほど利益率も上がる仕組みを採用しているスナップマートや、より単価が高くてプロ向きなピクスタなどのサービスがあります。
今では、スマホで撮って加工した写真を売ることが出来るアプリやサイトもありますが、ほとんどは一眼レフで撮影した写真を販売しているサイトのため、相当な技術が必要です。
デザイン・イラスト制作
デザインやイラストの制作も代表的な在宅ワークになります。
制作物もブログや記事用のキャラクター、SNSのアイコン用イラスト、似顔絵の作成などWebデザイナーとしてWebの知識が必要なものもあればいらない初心者歓迎の案件もあり様々です。
また一時期ほどの勢いはありませんが、LINEスタンプの制作もひとつの手段です。
ただしLINE creators studioで制作すると売上の分配金がもらえなくなるので、LINE creators marketで作成しましょう。人気デザインになればかなり稼ぐこともできます。
動画編集
動画編集も昨今は人気の在宅ワークになっています。
PCと動画編集ソフトがあり、もともと動画編集が趣味であるような方にはピッタリでしょう。
撮影や素材作りはせず、Youtubeをはじめとする動画投稿サイトに載せる動画の編集依頼が多いです。
また、類似した仕事でCGクリエイターも人気ですが、こちらは専門性が高まるので未経験からではそれなりの時間がかかるでしょう。
シナリオライター・コピーライター
シナリオライターはアプリゲームなどのシナリオを書く仕事です。
創作が得意な人に非常にむいているでしょう。
意味は似ていますが、「小説」といった場合は一人で担当し、「シナリオ」といった場合は元締めの担当がいて、その下に複数の担当がいるケースがあります。案件はクラウドソーシングサイトに掲載されています。
またコピーライターは、企業広告などのキャッチコピーを考える仕事です。
同じくクリエイティブな方に向いているでしょう。値段は完全にスキル依存でピンキリです。
在宅リクルーター
在宅リクルーターは聞き慣れない単語ですが、企業の開催する座談会・会場調査などで参加者の人数がほしいという需要に応えるため、人を集めるマッチングの仕事です。
教室開講(サロネーゼ)
先程紹介したスキルシェアは言い換えればオンラインサロンのようなものですが、そうではなく自宅で何かしらの教室を開講することも選択肢のひとつです。
料理、ピアノ、英会話、ネイル、フラワーアレンジメントなど種類は様々で、開講する人はサロネーゼと呼ばれます。
月謝×人数-経費が収入に直結するので、集客が失敗したり維持費がかかりすぎるとあっさり赤字になることもあります。利益を出すつもりか趣味程度なのかはっきり決めて始めた方がよさそうです。
同人誌・コミケ
個人の趣味が多様化している現在では、二次創作である同人誌を作り、ネット上やコミケで販売する動きもますます活発になっています。
人気のクリエイターになれば、コミケの出品だけで1年の生活費を稼ぐツワモノもいるとか。
音楽・声を使った仕事(ネット声優など)
楽器がなくてもPCと作曲のソフトさえあれば音楽が作れる時代です。
大手には音楽や効果音を気軽に売り買いできるAudiostockがあります。
また、声優の仕事もアプリゲームなどで一定の需要があり、Voip!などで仕事を探せます。
配信業(Youtuberなど)
配信業とは動画を投稿する働き方ですが、自分自身が動画に出て広告収入を得るマルチタレントとしての「ユーチューバー」になるパターンと、動画自体からは広告収入を得ず概要欄にリンクを貼って外部リンクやSNSに誘導するパターンがあります。後者の場合はYoutubeを宣伝の手段として使っていますね。
ライブチャット
ライブ配信をして稼ぐ方法もあります。継続的に続けることでファンを獲得できます。
ただしライブという性質上、思わぬミスで自宅や個人情報が流出するリスクもあるのでプライバシー管理は気をつけましょう。
ネット占い
密かに人気を集めているのが、ネット占いです。オンラインチャットで四柱推命をはじめとした占いを行います。
心理カウンセラーとも似ていますが怪しい会社もあるので、仲介サービス会社を使う場合はしっかり調べるようにしましょう。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、自身でブログやランキング形式などの記事を作成し、記事に掲載された広告のクリックや商品購入がされた数に応じて収入を得られる成果報酬型の仕組みです。
アフィリエイトを提供してくれるASPというサービスの代表例としてはAmazonアソシエイトやA8.net 、ACCESSTRADEなどがあります。また他にもブログ運営として、自動で広告配信をしてくれるGoogleアドセンスというシステムもあります。
アフィリエイトは参入人数がすでに多く、毎日コツコツ書く継続性とスキル習得までに時間がかかるのが難点ですが、大成功すれば何百万と稼ぐことも!
専門性が高く主収入にできる在宅ワーク
ではガッツリ働き、それだけで生計を立てられるような在宅ワークを紹介していきます。
その分専門性の高い仕事揃いですね!
プログラミング・システムエンジニア
プログラミングやシステムエンジニアはその専門性が非常に高く、需要がとてもある分野です。
2020年からの小学校でのプログラミングの授業必修化も、プログラミングの必要性・需要があるのに対して供給が追いついていないことの明確な証拠です。
Webサイト制作ではHTMLやCSS、Javascriptの知識がないと作れず、仕事を受注するまでの学習にコストや時間がかかります。
厚生労働省の統計では最も需要のある案件がWebサイト制作となっています。在宅ワークを本業にしたい場合は適しているでしょう。
Webサイト制作
一部プログラミングとも重複しますが、ロゴ作成・デザイン業務がメインの仕事です。
Webサイト内部の運営のサポート等は経験のない初心者でもできます。
これらの仕事単価はかなり高く、例えばWebサイト制作なら一件で数10万、場合によっては100万のようなケースもあります。
ただしそのような案件は知り合いのツテで紹介されることも多く、前職で関連業務をしていたような人でないといい案件が回ってこない可能性もあるので、人脈は非常に重要です。
ちなみに、Webサイト制作ではデザインにPhotoshop、イラストやロゴなどのデータ制作にIllustratorを用いることが多いです。
DTPオペレーター(構成)
DTPとはdesk top publishingの略で「机上出版」や「卓上出版」とも呼ばれており、雑誌や書籍、パンフレットなどの紙媒体の原稿作成、編集、デザイン、レイアウトなどをPC上で行うことです。
またDTPの場合はWebサイトの制作と使用するツールが微妙に異なり、写真ならPhotoshop、イラストならIllustrator、レイアウトならInDesignになります。主収入として働く場合、平均年収は350万円程度となります。
CADオペレータ-
CADとはComputer aided designの略です。平たく言えば図面屋で、建築関係や板金の図面を作成・修正する仕事になります。
設計図は組み立てる人がいて初めて意味を成すものなので、関わる様々な人とのやりとりやアフターサービスが欠かせません。主収入として働くと、年収で300~500万円です。
パタンナー
パタンナーは聞き慣れない方も多いでしょうが、洋服の型を作る仕事です。
ファッションデザイナーが作成した平面のデザインを立体の型紙におこします。
デザイナーの意向を反映しつつ簡単に量産できるようにする工夫も必要です。従ってデザイナーと密なコミュニケーションを取り、表現したいものを的確に理解する必要があります。
在宅の場合、1型2万円~2万5千円程度が相場となって、年収ベースだと300万円~600万円程度の人が多いです。
トラベルコンシェルジュ
ツアーではなくフリープランで旅行をしたい人に、その人に合わせた旅行のプランを提案するお仕事です。
こちらは添乗員のような旅行関係業務の経験が条件になることが多いです。
成果報酬で1件1万円程度が相場で、トップクラスの人材は年収1000万も夢ではありません。
翻訳・通訳
翻訳はインターネット環境を介して英語やその他外国語を日本語に通訳、もしくは日本語を英語やその他外国語などの言語に変換するお仕事です。
1ワードあたり20~30円と高単価ですが、紛れもなく高い語学力のスキルが必要な点はご注意を。
また、クラウドソーシングサイトを経由するケースと翻訳会社を経由するケースがありますが、翻訳会社を介して仕事を受ける場合は翻訳会社のトライアル募集に合格しなければならず、TOEICで800~900点のスコアが必要です。
案件を探すならgengoやConyacなどがおすすめ。出版関係にコネがあれば書籍の翻訳などもできるかも!
その他の在宅ワーク
既に一定の資産があり、それを活用して不労所得を得られるような在宅ワークを紹介します。
せどり
せどりとは安く買って高く売り、差額で稼ぐ仕事です。中古品販売の店舗やサイトで安く買い、Amazonなどのネットショップで出品するだけです。
商品を仕入れるためのコストがかかる点や在庫を抱えるスペースが必要な点、売れなかった場合利益が出ない点は注意しましょう。
ただしAmazonの場合、在庫の管理と注文がきたら商品の梱包・発送をしてくれる「FBA」というサービスがあり、実質的にせどりのデメリットをひとつ克服しているといえるでしょう。
また、最近は不正転売なども流行っているので、不正をしていないことを示すためにも中古品の売買に必要な「古物商許可証」の発行もお忘れなく。
投資家
FX投資や仮想通貨での投資も、在宅で稼ぐことができます。株や為替の上がり下がりを予想し、売り買いを繰り返して利益を生み出します。
ただし安定して稼げるとは限らず、生計を立てるより余剰資金でするのが無難でしょう。
FXであれば少額から始められます。
トレーダー
トレーダーは、株式のディーラーと顧客の仲介をする仕事です。
投資家と違って自己資産を用いる仕事ではありませんが、非常に膨大なノウハウやメンタルが必要になります。
シェアリングエコノミー
シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人の間で使っていないモノ・場所・技能などを貸し借りするサービスです。
使っていない駐車場・車・場所などを貸し出して収益をだすことができます。
駐車場貸し出しができるakippa 、車貸し出しのAnyca、マンションから別荘まで宿泊施設を貸し借りできるAirbnb、スペース貸し借りならSPACEMARKETやインスタベースがあります。
飲食店経営
飲食店経営は、会社員の方が退職後に行うケースが多いです。
ただし小さい店を構えるつもりでも設計内装や厨房、広告費などで1,000万円は下らないでしょう。
また、経営が悪化すればあっさり潰れることも珍しくありません。
その他、ニッチな在宅ワーク
在宅ワークの中には、オンライン占い師、宿題代行、臨床心理士・心理カウンセラーなどちょっと変わったユニークな仕事もあります。気になる方は一度在宅ワークの職種をくまなく見てみるといいでしょう。
在宅ワークを選ぶ基準
では以上を踏まえて、どんな在宅ワークをするかを決める判断軸をいくつかご紹介します。
- 副業か本業か(在宅ワークに週/月どのくらい時間をかけられるか)
- スキルアップしつつ働きたいか、単に収入を得たいか
- 扶養内で働くか否か
- アルバイトか個人事業主か
- スマホかPCか(ラクなものはスマホ可能、高度な編集はPC)
- 知的労働か肉体労働か
共通していえることは、初期コストやスキルが必要になるにつれて時給や案件の単価も上がるということです。
希少価値の高い仕事ほど高収入なのは間違いありません。
また、育児や介護をしている方は「通勤時間が必要ない」という点が非常に大事であったりと、在宅ワークで働くことによるメリット・デメリットもしっかり抑えつつ考えましょう。
スキルアップの手段として、たのまなの在宅ワークスタートパックなど通信学習のサービスを活用するのも手です。
在宅ワーク初心者に伝授!在宅ワークの始め方と仕事の流れ
(1) 在宅ワークを見つける
まずは在宅ワークを見つけましょう。在宅ワークを見つける方法はクラウドソーシング、求人サイト、人脈の3つの方法があります。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、不特定多数の人の寄与を募ってサービス、アイデア、またはコンテンツ作成の業務を委託すること・受注することです。ネット上での簡易版ハローワークと思ったらわかりやすいでしょう。
クラウドソーシングに登録しておくことで、仕事を受注しやすくなるので、在宅ワークを手っ取り早く始められます。
先程紹介した在宅ワークの多くは、CrowdworksやLancersをはじめとしたクラウドソーシングサイトで探すことができます。
ただし、仲介サービスなので1~2割の手数料はかかります。
下記ページではその他にもジャンル分けしたクラウドソーシングサイトの一覧を紹介しているので、ぜひご覧ください。
求人サイト
インターネットの様々な求人サイトから探す方法です。仕事を見つけるのは容易ですが、単価が低い仕事も多く存在するので成果や労働時間に見合った給与を受け取れるか確認してから始めるとよいでしょう。
人脈
知り合いから仕事を斡旋してもらい、在宅ワークを始める方法もあります。その際に大事になるのが人脈です。在宅ワーカー向けに主催されるイベントやセミナー、スクールに参加して人脈を広げることで、仕事を請け負いやすくなります。
INTERNET ACADEMY
Web・IT専門スクールのインターネット・アカデミーは、毎日無料でカウンセラーに相談できます。
またWebデザインやプログラミングの講座が充実しており、目標や目的に合わせてカリキュラムをカスタマイズして受講できるのもよいですね。
スキルを身に着けつつ、同じ分野に興味を持つ人脈作りができます。
エージェントの利用
エージェントを介して在宅ワークを探すのも一つの手段です。
どちらかというと在宅ワークを主収入にして働きたい人に向いています。案件の信頼性が担保されていたり、継続案件を探しやすいのが特徴ですね。
ワースタ~Workstyle Reformers~
ワースタは、複業マッチングサービスです。
「複業」として、本業のように働ける仕事を複数もって働きたい人を全面サポートさせていただきます。
継続案件が豊富で多種多様な職種があり、フルリモートの条件でお仕事を探すことも可能なので、在宅ワークを検討する際にも便利にお使いいただけます。
(2) 仕事の契約
仕事を確定したら契約を行います。
後々、契約内容に関して揉めることのないよう、契約する段階で徹底的に確認しましょう。
確認する内容としては、委託内容や、報酬金額、経費の取り扱いなど多岐にわたります。
厚生労働省が発表している契約書の参考例を参考に入念な確認を行いましょう。
(3) 成果物の納品
成果物を作り終えたら、契約内容に記された納品期日、納品先、納品方法にしたがって成果物を納品しましょう。納品方法には様々なパターンがあるので、間違えないよう確認してから納品しましょう。
納品後は成果物の修正を要求される場合もあります。修正の必要があった場合は修正を行ったあと所定の方法で再度提出しましょう。
(4) 報酬の受け取り
在宅ワークの報酬の請求は自分で行わなければなりません。その際、依頼者の用意した請求書に必要事項を記載すれば完了です。
ただし、依頼者が請求書を用意していなければ、厚生労働省や様々なサイトが公表している請求書のテンプレートを参考に請求書を作成するとよいでしょう。
主な記載事項には以下のものがあります。
- 発行年月日、発行番号
- 自身の連絡先
- 宛先(依頼者)
- 請求金額
- 業務名
- 消費税額
- 振込先の口座情報
>>厚生労働省の公表している「請求書の参考例」をご覧になりたい方はこちら<<
在宅ワーク初心者が注意すべきポイント
これまで在宅ワークにはたくさんの種類があることをご紹介しました。自分でも始められるかも!と思った方も多いのではないでしょうか。しかし、在宅ワークには思わぬ落とし穴もあり注意が必要です。
下記の4点は特に意識しておくとよいでしょう。
- 依頼元のきちんと確認する(インチキ内職に注意)
- 時間配分・設計を考える
- 納期の遵守する
- 確定申告、社会保険の支払いを忘れない
さいごに
在宅ワークの種類の多さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。在宅ワークを始めようか検討されている方は先程ご紹介した注意点を踏まえながら、ご自身の適正が活かせる仕事を探してみてくださいね!
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